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デンヨー株式会社様の展示会をレポート! 最新防災設備からお馴染みの発電機まで一挙にご紹介!


デンヨー展示会をレポート!

 東京本社で開催されたデンヨー株式会社様(以下、デンヨー様)の展示会にお伺いしてきました。展示会には近い将来、被災地で活躍するであろう最新設備から、馴染みのある発電機まで、さまざまな防災機器が勢ぞろい!今回は、そんな展示会をレポートいたします。

<目次>
◆まずはいつもの非常用発電機から!
◆これぞ未来の防災設備!人と地球を守る水素発電!
◆災害時の食事提供も、コレがあれば安心!
◆小さく停電対策を始めたい方へ!
◆まとめ

 

◆まずはいつもの非常用発電機から!

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 まず初めに足を運んだのは、“非常用発電機”の展示ゾーン。

そこにはいつも私たちがご提供しているLPガスを燃料に稼働する非常用発電機に加えて、ディーゼル(軽油)の非常用発電機も並んでいました。


 この展示会の面白いところは、展示だけでなく、実際に稼働するところを見られることです。今回も両方の非常用発電機の稼働シーンを見比べることができました。

 私たち岩谷産業の社員はLPガス式の非常用発電機をご提供することが多く、ディーゼル(軽油)の非常用発電機が稼働するところを見る機会は希少です。

 
 今回、改めて音の大きさや黒煙が上がる様子を目の当たりにし、LPガス非常用発電機のメリットを実感しました。

 しかし、ディーゼル(軽油)の非常用発電機は機種のラインナップが非常に豊富です。
特に、LPガス非常用発電機にはない、消防認定用の非常用発電機があるのは大きな魅力だと感じました。

◆これぞ未来の防災設備!人と地球を守る水素発電!

 次に向かったのは“燃料電池電源車”の展示ゾーン。

 燃料電池電源車はデンヨー様とトヨタ自動車様が共同開発した水素発電の車です。災害などの長期停電時には、二酸化炭素を排出することなく電気を発電することができます。

 この燃料電池電源車の凄いところは、100km先の被災地へ出向き、72時間発電した後、燃料補給の必要なく100kmの道のりを帰ってくることができるということ。

 さらに、水素を燃料とするため、発電時に水を生成することもできます。飲み水には使用できませんが、洗濯などにはこの水を利用できるのです。きっと近い将来、災害現場の常識になるのでしょう。

 もう1つ、水素を燃料とする発電機として紹介されていたのは、“燃料電池可搬形発電装置”です。

 こちらもトヨタ自動車様と共同開発されたものになります。こちらの特徴は、名前に「可搬」とある通り、どこへでも自在に設置できるということです。

 そのため、燃料電池電源車と同様に災害などで停電が起こった場所で活躍することもちろん、土木・建設現場などでの稼働も期待されています。
 
 岩谷産業も水素の普及には力を入れているため、今後も注目したい2つの設備でした。

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◆災害時の食事提供も、これがあれば安心!

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 次に訪れたのは、岩谷産業オリジナルの“炊き出しセット デリバリーステーション”ゾーンです。
ご存じない方もいらっしゃるかもしれませんので、少しご紹介させていただきます。

 これは弊社が災害時の食事提供を目的に開発した、移動式大型調理セットです。

 およそ100人分(50合)の炊飯と、みそ汁などの汁物(約23L)が同時調理可能。火加減調整から消火まで自動炊飯で炊き上げるので、誰でも美味しく作ることができます。

 省スペース設計なので、保管にも場所を取りません。
 
 さらに、移動に便利なキャスター付きなので、屋外での使用も楽々。野外イベントでも使用されることも多く、1セット備えておけば安心&便利です。

◆小さく停電対策を始めたい方へ!

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 最後は“ポータブル発電機”ゾーン。こちらも弊社で取り扱いさせていただいている機器です。

 ポータブル発電機の一番の魅力は、何と言っても場所を取らず、簡単に持ち運びできること。

 こちらは、カセットコンロで使用するカセットボンベだけで発電することができます。非常用発電機の大型設備のように工事は伴わないため、今すぐ停電に備えたい方や、まずは小さく停電対策を始めたいという方におすすめです。

 なお、ポータブル発電機と分電盤の接続工事を施せば、このポータブル発電機でも施設内の照明を点灯させることができます。詳しく知りたいという方は、岩谷産業へお問い合わせくださいませ。

 

◆まとめ

 今回お伺いしたデンヨー様の展示会は、改めて発電機について勉強する良い機会となりました。

 日進月歩で新しいものが生み出される防災設備。また機会があれば、展示会に足を運び、皆様にレポートさせていただければと思います。デンヨー株式会社の皆さま、ありがとうございました。